コーヒー豆はどんなもの?植物としてのコーヒーを解説

コーヒーの特徴

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「ケーラーの薬用植物」より引用  ジャスミンのような可愛らしい白い花が咲きます

 

どーも、コーヒー大好きIndoです。

 

普段よく見かけるコーヒーですが、皆さん植物のどこの部分かわかりますか?

 

「コーヒー豆は、植物のどこになるの?」

「そもそもコーヒーは木なの?草なの?」

「まさか、土の中から出てくる!?」

 

など、言われてみれば分からないかも…

という、植物としてのコーヒーを紹介します。

 

 

 

 

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コーヒーの植物学的な分類は?

 

コーヒー豆をつける植物の正式名称は、「コーヒーノキ」といいます。

 

「植物界被子植物真正双子葉類キク類リンドウ目アカネ科コーヒーノキ属」に属しています。

アカネ科という植物です。

 

コーヒーノキなんてネーミングセンスいいですね。

いかにもコーヒーがなりそうです。

 

そして、コーヒーノキは木です。

 

単純で覚えやすいですね。

 

 

 

コーヒー豆ってどの部分?

 

コーヒーノキには、コーヒーの実(果物)がなります。

 

コーヒーの実のことを「コーヒーチェリー」といいます。

 

コーヒーチェリーは、未熟の場合は緑ですが、完熟すると赤くなります。

完熟で黄色やオレンジになる実もあります。

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コーヒーチェリー

 

 コーヒーチェリーの中に種子があります。

 

コーヒーチェリーの中にある種子がコーヒー豆です。

 

これは、コーヒー生豆と言います。

 

この生豆を焙煎して、我々が普段見ている茶色いコーヒー豆になります。

 

 

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コーヒーチェリーの断面図

 

コーヒーチェリーを割って断面から見ると、半月型の生豆(フラットビーン)が向かい合って2つ入っています(緑の部分)。

 

その周りをシルバースキン、パーチメント(内果皮)、ミューシレージ(ペクチン層)、果肉、外皮の順で覆っています。

 

コーヒーチェリーから生豆以外の部分を取り除く方法には何種類かあり、カップの風味の特徴として表れます。

 

たまに、コーヒーチェリーの中に豆が1つのときがあります。

 

これを「ピーベリー」と言います。

 

木の上のほうでなりやすいです。

 

ちなみに、果肉は完熟していると驚くほど甘いらしいです。

一度食べてみたいものです。 

 

イエメンでは、果肉を乾燥させたものを、シナモンなどの香辛料と一緒に煮だして飲む、「ギシルコーヒー」というものがあります。

 

フレーバーティーのようなすっきりとした味わいといい香りがして、私は好きです。

 

ギシルコーヒーに関しては、以下のブログが詳しいです。

ギシルコーヒー | 達人に訊け! | 中日新聞プラス

 

  

 

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コーヒーはコーヒーノキの種子だった

 

どうでしょうか?

 

コーヒーが植物としてどういったものか、少しわかりましたか?

 

 コーヒーは、「コーヒーノキになる果実の中の種子」です。

 

種が、ここまで世界中の人々を魅了していると思うと、コーヒー豆恐るべしです。

 

 

 

素敵なコーヒーライフを。

 

 

 

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