どーも、コーヒー大好きIndoです。
コーヒー豆とお湯の量ですが、いつも何となく決めていませんか?
その結果、「今日は濃いなー」「あれ、薄い…」など、風味がいつもばらつくことがあると思います。
そこで、実験してわかった、「コーヒー豆の量とお湯の量の関係」を、特別に紹介します。
これを理解することで、「コーヒーの濃度感」を操ることができ、好みの味を再現しやすくなります。
あわせて、Indoがおすすめするはかりと温度計も紹介します。
コーヒー抽出の一助となれば幸いです。
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Indo流!コーヒー豆の量とお湯の量の関係
早速、ハンドドリップの場合のIndoの経験則を教えます。
グラフ化すると、このようになります。

言葉にすると、下記になります。
1人前(120ml):豆の量13g
マグカップ(200ml):豆の量20g
2人前(240ml):豆の量22g
3人前なら360mlで、豆の量31g
4人前なら480mlで、豆の量40g
1人前が120mlと考えていて、2人前までは、上の通りで、3人前以上は1人前120ml増えたるごとに豆の量は+9gが、ちょうどいい濃度感となります。
なお、コーヒー抽出に重要なパラメータは、下記の記事を参照ください。
豆の量とお湯の量が分かっても1人前と同じ風味で淹れられるわけではない
豆の量とお湯の量が決まっても、1人前のときと同じ風味で淹れられるわけではありません。
理由は2つあります。
ひとつは、お湯の注ぎ方がうまく行っていないこと。
もう一つは、お湯の温度が豆と合っていないこと。
詳しく説明します。
お湯の注ぐスピードがお湯の量に合っていない

これは、お湯の注ぐときに、1人前と同じスピードで行うと、トータルの抽出時間が3分を超えてしまうためです。
経験上、3分を超えてしまうと、「雑味」が多く出ます。
そうならないように、抽出量に応じたお湯の注ぎ方が必要です。
3人前や4人前なら、お湯をどぼどぼ注いでください。遠慮はいりません。
3分に収めることが重要だと考えます。
3分以内に、目標の抽出量にならなかったら、そこで抽出を止め、あとで、目標の量になるまでお湯を足しましょう
そのほうが、雑味のない風味豊かなコーヒーを楽しめると感じています。
お湯の温度が豆と合っていない

これは、使用する豆とお湯の温度があっていないために、あまりおいしいと思えないコーヒーになってしまう、ということです。
豆の量が多い場合、お湯の温度は1人前のときに比べて「低め」に設定しましょう。
例えば普段85℃で抽出しているなら、84℃にしてみる、ということです。
なぜなら、豆の量が多いということは、抽出される成分が多くなり、旨味以外の成分も出やすくなります。
これを防ぐために温度を下げる、といった具合です。
コーヒーのお湯の温度と風味の関係に関しては、お湯の温度でコーヒーの風味はどう変わるか に詳しく書いています。
参考にしてみてください。
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豆の量とお湯の量を正確に測るための器具を紹介!

風味を安定させるためには、「注ぐ技術」はもちろん、「正確な測定」、が必要です。
その中で、お湯の量とお湯の温度を正確に測定するためには「はかり」と「温度計」を使います。
これらは、信頼できるものを使うことをお勧めします。
「安い!」「かっこいい!」というものでも測定できますが、より正確に測定できず、風味が安定しません。(Indo経験談)
そのため、Indoが信頼し、長年愛用している「はかり」と「温度計」を紹介します。
はかり
スペック:
1g単位で測定できる
ある程度の耐水性があること
コメント:
コーヒーに特化したクールでスタイリッシュなものでも全く問題ありませんが、私はタニタ推しです。
なんだかんだ、安定感が違うと感じております。
温度計
スペック:
測定ラグが1秒以内
耐水性があること
温度測定が安定する、端部の浸水長さがなるべく短いこと
コメント:
これもタニタ推し。笑
Indoの中で、信頼感抜群です。
特にスペックの3つ目が、かなり自分の中で評価が高いです。
通販サイトのノーブランド温度計も何度も使用していますが、紹介した温度計は、温度が安定する浸水長さが最も短く、ポットに余計な量のお湯を入れなくてもいい、というのが、使い勝手が良く気に入っています。
もちろん、耐水性も問題なし。
じゃぶじゃぶ水洗いしても全然平気です。
その他、Indoがハンドドリップに使用している器具一覧については、下記を参照ください。
https://www.indo-coffeeholic.com/entry/coffee-equipment-list
コーヒー豆の量とお湯の温度の関係を知って、おいしいコーヒーを淹れられるようになろう

こちらのコーヒー豆とお湯の量の関係は、ほんの一例にすぎません。
浅煎りや深煎りでは、自分の好みに応じて、豆の量が変わってきます。
事実、Indoは深煎りの豆では1人前120mlを、13gではなく15gの豆の量で淹れると、自分好みのコーヒーになりますし、浅煎りでは、13⇒10gにすることもあります。
このように、自分の好みに合わせて、パラメータを調節してコーヒーを抽出します。
それも、今書いたような基準があるからできます。
皆さんも、だまされたと思って、この条件を基準にしてみてください。
そのうえで、自分好みにアレンジし「自分好みのコーヒー」を追求する過程を楽しんでいただければ幸いです。
「今日はこんな感じだったから、次は豆の量をこれだけ変えてみよう」とか、考えるだけで、おもしろいですよー
素敵なコーヒーライフを。
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